魚住漁港魚住漁港(うおずみぎょこう)は、兵庫県明石市にある港で漁港漁場整備法(昭和25年5月2日法律第137号)第1章第5条に規定する第1種漁港である。 歴史住吉神社に隣接した漁港で、港の西を流れる瀬戸川を利用し築港された。かつては魚住(なきすみ)の船瀬(泊)と呼ばれ、万葉集(巻6)には「名寸隅(なきすみ)の船瀬」と詠われ、行基による築港と伝わる。明石海峡とそれに続く播磨灘は、古代より大和と西海を結ぶ海上交通の重要な海路であり、多くの拠点である港が設けられ、摂播五泊(河尻・大輪田・魚住・韓・檉生)と呼ばれた。 明石の名が強調されがちな「源氏物語」、「記紀」、「風土記」で、実際に海上交通の中心として機能していたのは、この魚住の泊といわれる。 平安末期には平清盛によるの改築工事が行われ、さらに鎌倉期には重源が清盛の工事を引き継ぐ形で、魚住泊の改築事業を行った[1]。 漁港概要
沿革主な魚種主な漁業
脚注関連項目出典座標: 北緯34度41分3.4秒 東経134度53分58.7秒 / 北緯34.684278度 東経134.899639度 |