高柳和江高柳 和江(たかやなぎ かずえ)は、日本の医学者(医学博士)・医師。専門は医療管理学(医療の質の研究)。特定医療法人社団清和会理事。一般社団法人癒しの環境研究会理事長。笑医塾塾長[1]。 来歴・人物神戸大学医学部卒業。順天堂大学外科専攻生を経て、徳島大学医学部医学博士課程修了後、クウェートにて10年間小児外科医として勤務。帰国後、亀田総合病院勤務を経て、アイオワ大学で医療管理学の研究に携わる。1992年に日本医科大学で日本初の医療管理学教室が開設されると准教授に就任。他に文京学院大学や放送大学、東京医療保健大学、東京工科大学など複数の大学で教員を務めた[1][2]。 2008年にはMDRT(en:Million Dollar Round Table)[3]により、世界の講演の上手な2000人の一人に選ばれている[1]。アメリカの著名な医師パッチ・アダムスと親交があり、彼が来日した際には高齢者施設の訪問などに同行している[2]。「笑医(わらい)」と称した、笑うことで免疫力や自然治癒力を高める科学を提唱しており、ポスタルくらぶ主催「OVER60全国スマイルコンテスト」の審査員も務めている[4]。専門とする医療管理学において「医療の質」[1][5]の研究では、アメリカのアベディス・ドナベディアン(en:Avedis Donabedian)によって、1980年に整理された「ドナベディアン・モデル(en:Donabedian model)」が有名である[6][7]。 略歴
主な著書
共著
訳書・監修
博士論文所属学会
脚注
関連項目外部リンク
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