高林坊
高林坊(こうりんぼう)は、広島県安芸高田市にある浄土真宗本願寺派の寺院[1]。 浄土真宗の安芸の大本山とも称される[1]。 概要明応5年(1496年)に福間浄誓により開基された浄土真宗本願寺派の巨刹。本堂等の伽藍は市の重要文化財に指定されている[1]。 南北朝時代(1383年)に鋳造された梵鐘(県重要文化財)は、吉舎・南天城主、和智誠春が毛利隆元を毒殺したとの疑いで、元就に宮島で殺害された日が追鐘銘にある[1]。 安土桃山時代様式の「慶長の庭」(別名「桃山の庭」)は、安芸高田市の観光名所[1]。 第二次世界大戦末期の1945年8月には広島市で開校したばかりの県立広島医学専門学校(現・広島大学医学部)が本寺院に疎開し、生徒の大半が被爆の難を免れた。同年末の豊田郡安浦町(現・呉市)への移転まで授業が実施された。 脚注外部リンク |