香川誠陵中学・高等学校
香川誠陵中学校・高等学校(かがわせいりょうちゅうがっこう・こうとうがっこう、Kagawa Seiryo Junior High School・High School)は、香川県高松市鬼無町佐料に所在する私立中学校・高等学校(併設型中高一貫校)。 概要
学校法人尽誠学園が善通寺市において運営していた尽誠中学校(尽誠学園高等学校の併設校、1968年(昭和43年)から休校中だった)と香川短期大学附属女子高等学校を改称・移転したものである。[1]高校は2018年(平成30年)に創立20周年を迎えた。
香川県の県木であり、平和の象徴であるオリーブの葉と、国際人としての英知・感性・行動力を培うという意味での地球が描かれている。
3番までの構成であり、各番の最後には校訓である愛敬誠にちなみ、「愛は満つ」「敬溢る」「誠あり」とある。
香川誠陵同窓会と懇親会がある。どちらも誠陵祭(文化祭)に合わせて開催される。 高等学校の設置学科
沿革
教育大学への進学を目指す生徒が多いため、授業数が多い。平日は中学高校とも1年時から7時限の授業日があり、毎週土曜日も短縮授業ではあるが4時限までの授業がある。夏休みは香川県下の他の公立中学校・高校と比べて短く、冬休みや春休みは若干他より長い程度である。音楽や美術といった芸術や技術・家庭科の授業数は必要最小限で、英語・数学など主要科目は多く充当されている。 進路
部活動部活動よりも勉学に重きを置いているため、平日の活動時間は1〜2時間程度である。 文化部運動部学校生活
学校行事
毎年4月下旬頃に行われる。中学1年から高校3年まで縦割りで赤・白・青の3組に分けて行う。この3色はそれぞれ校訓の愛・敬・誠となっている。体育祭ではエッサッサ、誠陵ソーラン、フォークダンス、誠陵スプリンターの4つが伝統的に行われている。 エッサッサは高2生以下の男子の有志が、誠陵ソーランは高2生以下の女子の有志が行う。 フォークダンスは高3生のみである。誠陵スプリンターについては、新体力テストで定められている50メートル走の男女各10位以内に入っている生徒のみの参加となる。同タイム所持者が多い場合は予選が行われる。 男子のみで行われるエッサッサとは日本体育大学で伝統的に行われている応援スタイルのことである。 高校3年生については、学年全員でのフォークダンスが行われる。
毎年9月の中旬に行われる。生徒会本部と文化委員会で運営されている。各クラスで展示品を製作したり、メインアリーナでは、生徒による演劇や、吹奏楽部と音楽選択者による合唱が催される。 誠陵祭終了時には、出し物の最優秀賞が選ばれ表彰される。
毎年11月中旬頃に中学生だけで行われる。 非公開行事で、レクザムホールにて保護者のみを招いて行なっている。
毎年12月に行われる。体育委員会によって運営されている。各クラスがチームとなって毎年競技を変えて行なっている。なお競技は生徒による投票で決まる。 施設
約30,000平方メートル、設計はIAO竹田設計、延床面積は約15,000平方メートル、地上4階、RC構造、冷暖房完備。傾斜地に位置するため4階建ての部分は少ない。
普通教室(1学年あたり5教室)のほか、大講義室、音楽室、美術室、化学実験室、物理実験室、生物実験室、会議室、視聴覚室、多目的室、コンピューター室、予備室、自習室、図書室、生徒会室、保健室、食堂、カフェスペース、体育館、武道館などがある。
株式会社中央(高松市)が運営している。生徒は「SEIRYOカード」と呼ばれる磁気ストライプ式カードを用い、代金は学費などと一緒に引き落とされる。現金で使用できる自動販売機も設置されている。
五色寮という寮を併設する。途中入寮・退寮共に可能である。生徒の多くは県内の通学生である。
約10,000平方メートルで、テニスコート(アスファルト敷)が2面併設されている。なおテニスコート裏には今岡古墳がある。
交通
関連学校・施設著名な卒業生脚注
関連項目外部リンク |