青ヶ島酒造
青ヶ島酒造合資会社(あおがしましゅぞう)は、東京都青ヶ島村にある酒造合資会社。「青酎」(あおちゅう、AO-CHU)などのブランドで焼酎を生産している。 詳細青ヶ島酒造の焼酎は、青ヶ島で生産された薩摩芋(かんも)や大麦を原料として醸造されている。麦麹は炒った大麦の上に麹(糀)を付着させた大谷渡の葉を被せて作られている。 また、同社の製品の各銘柄は所属する10人の杜氏によって別個に製造されている。例えば、同じ銘柄の『あおちゅう』であっても、杜氏毎にそれぞれで風味が異なる(ラベルに杜氏の氏名が明記されている)。
歴史青ヶ島酒造の設立以前にも、青ヶ島では古くから個人で焼酎が作られていた。しかし、ただでさえ交通の便が悪く特異な地形を成す青ヶ島においては、交通費などで行政コストが大幅に嵩む故に、酒税法の施行から同社の酒類製造免許取得までの間は、法律上では密造酒扱いになってしまうが、事実上はその製造が黙認されていた[1][信頼性要検証]。徐々に交通の便が改善したその後、同社が正規に酒類製造免許を得て以降は、上述の経緯による密造は解消された。 出典
外部リンク
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