電流の比較(でんりゅうのひかく)では、電流の比較ができるよう、昇順に表にする。
電流には正負があるが、ここではその絶対値を扱う。また、電流には直流と交流があるが、交流の場合は主に実効値である。
表
因数
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単位
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値
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値(指数)
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説明
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10−21
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ゼプトアンペア (zA)
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160 zA
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1.6×10−19 A
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1秒間に電子1個が流れる時の電流[1]
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10−18
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アトアンペア (aA)
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10−15
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フェムトアンペア (fA)
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10 fA
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1×10−14 A
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代表的なピコアンメータの電流計測分解能[2]
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100 fA
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1×10−13 A
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ある種の超低入力バイアス電流のオペアンプのバイアス電流[3]
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10−12
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ピコアンペア (pA)
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10–50 pA
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(1–5)×10−11 A
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代表的なSiフォトダイオード(受光面 数mm2程度)の暗電流[4]
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130 pA
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1.3×10−10 A
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温度 300 K で 1 kΩ の電気抵抗に生じる帯域幅 1 kHz 当りの熱雑音(rms値)[5]
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10−9
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ナノアンペア (nA)
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4 nA
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4×10−9 A
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温度 300 K で 1 Ω の電気抵抗に生じる帯域幅 1 kHz 当りの熱雑音(rms値)
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10−6
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マイクロアンペア (µA)
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500 μA
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5×10−4 A
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商用周波数で人体に感じる最小の電流(感電も参照)[6]
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10−3
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ミリアンペア (mA)
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3 mA
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3×10−3 A
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代表的なスタンガンの放電電流
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10 mA
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1×10−2 A
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人が筋肉の随意運動ができなくなる感電電流[6]
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数-50 mA
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〜5×10−2 A
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一般的なLED素子の発光に必要な駆動電流[7]
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100 mA
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1×10−1 A
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SPring-8の蓄積リングの蓄積電流(代表値)[8]
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300 mA
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3×10−1 A
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九州シンクロトロン光研究センターの蓄積リングの蓄積電流(代表値)[9]
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450 mA
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4.5×10−1 A
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高エネ研のPFリングの蓄積電流(代表値[10]。1996年12月には773mAを記録[11])
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500 mA
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5×10−1 A
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USB2.0規格において供給できる電流の上限[12]
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999.85 mA (0.99985 A)
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9.9985×10−1 A
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硝酸銀水溶液を電気分解したとき、毎秒0.001 118 000gの銀を析出する定常電流値(=1948年以前の1国際アンペアの定義)[13]
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100
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アンペア (A)
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1 A
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真空中に1m(メートル)の間隔で平行に置かれた無限に小さい円形の断面を有する無限に長い2本の直線状導体のそれぞれを流れ、これらの導体の1mにつき2×10−7 Nの力を及ぼし合う直流の電流(アンペアの定義)[14]
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上記で定義したアンペアで表した瞬間値の二乗の1周期平均の平方根が1である交流の電流(計量単位令の交流電流の規定)[15]
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毎秒 1C(クーロン)の電荷が流れるときの電流
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1Ω(オーム)の電気抵抗に 1V(ボルト)の電圧を掛けたときに流れる電流
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定格100V、100W(ワット)の電球に流れる電流
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2.36 A
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1時間に1リットル(標準状態,STP)の水素ガスを供給する燃料電池が作り出せる理論上の電流値[16]
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10〜60 A
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1〜6×101 A
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東京電力の従量電灯B契約の使用上限電流値[17]
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30〜50 A
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3〜5×101 A
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AEDの放電電流[18]
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103
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キロアンペア (kA)
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1 kA
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1×103 A
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代表的な通勤電車の力行時の電流のオーダー[19]
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数10〜数100 kA
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104〜105 A
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1回の雷の放電電流のおよその大きさ[20]
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106
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メガアンペア (MA)
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5.5 MA
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5.5×106 A
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核融合実験装置 JT-60 で生成されるプラズマ電流[21]
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数〜数10 MA
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106〜107
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オーロラジェット電流[22]
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109
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ギガアンペア (GA)
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3 GA
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3×109 A
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太陽圏電流シートを流れる電流のおよその大きさ[23]
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数 GA
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109〜1010 A
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地磁気の双極子モーメントから予想される地球のコアに流れる電流の強さ[24]
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1012
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テラアンペア (TA)
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1 TA
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1012 A
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太陽黒点
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1015
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ペタアンペア (PA)
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1 PA
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1015 A
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PSR J0537-6910
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1018
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エクサアンペア (EA)
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0.1〜10 EA
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1017〜1019 A
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銀河の対称面を流れていると予測されている銀河電流シートの電流の大きさ(予測値)[23]
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1021
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ゼタアンペア (ZA)
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1024
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ヨタアンペア (YA)
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34.79 YA
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3.479×1025 A
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プランク電流
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脚注
関連項目