阿部 正敬(あべ まさたか[1] / まさのり[2]、1863年9月4日(文久3年7月22日[1])- 1910年(明治43年)4月11日[1][2])は、明治時代の政治家、華族。貴族院子爵議員。幼名・靱雄[3][4]。
経歴
江戸で佐貫藩主・阿部正恒の二男として生まれる[1][4]。二松学舎で学んだ[3]。1881年(明治14年)7月5日に父が隠居して家督を相続[1][4]。1884年7月8日、子爵を叙爵した[5]。
1892年7月、貴族院子爵議員補欠選挙で当選し[2][6]、1897年7月まで一期在任した[2]。
親族
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k 『平成新修旧華族家系大成』上巻、43頁。
- ^ a b c d 『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』33頁。
- ^ a b 『明治過去帳』1159頁。
- ^ a b c 『人事興信録』第2版、1084頁。
- ^ 『官報』第308号、明治17年7月9日。
- ^ 『官報』第2731号、明治25年8月4日。
参考文献
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』上巻、霞会館、1996年。
- 衆議院・参議院編『議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 大植四郎編『明治過去帳』新訂初版、東京美術、1971年(原著私家版1935年)。
- 人事興信所編『人事興信録』第2版、1908年。