開発援助委員会開発援助委員会(かいはつえんじょいいんかい、英: Development Assistance Committee, DAC)は、OECDの委員会の一つ。開発途上国への開発援助を奨励するとともに、援助の量を増やし質を良くすることを目的とする国際フォーラム。OECD加盟国36カ国のうち29カ国と欧州連合(EU)により構成される。 概要定期的に会合を行い、会合での合意をもとに各部会で作業を行う。 議長シャルロッテ・ペトリ・ゴルニツカ(Charlotte Petri Gornitzka、スウェーデン出身、2016年7月 - ) 会合会合は以下の3つがある。
部会部会には、以下の8つがある。
メンバーDACは欧州連合を含む30のメンバーで構成される。
DACリストDACリスト(DAC援助受取国・地域リスト、DAC List of ODA Recipients)はODAによる援助を受ける国、地域を示したリストで、一人当たりの国民総所得(GNI)を基準に高中所得国、低中所得国、低所得国、後発開発途上国(LDC)の4つのグループに分かれる。リストは3年ごとに更新され、3年連続で一人あたりGNIが上限の基準を超え、高所得国に分類された場合、リストから除外される。 →「開発途上国」も参照
関連項目外部リンク |