長電ホテルズ
株式会社長電ホテルズ(ながでんほてるず)は、長野県下高井郡山ノ内町に本社を置くホテル運営企業。ながでんグループの傘下企業であり、長野電鉄の完全子会社である。 志賀高原の入口、上林温泉にある上林ホテル仙壽閣と、野沢温泉にある野沢グランドホテルの2館を運営する。 概要創業時から沿線開発に積極的であった長野電鉄のホテル事業は、1928年(昭和3年)に開業した上林ホテル仙壽閣を最初に、最盛期には志賀高原・野沢温泉に4館を擁し、長野電鉄ホテルチェーンを形成していた。これらのホテルは時代の流れに合わせ、それぞれ子会社への移管や長野電鉄直営化を繰り返してきた。 しかし、スキーブームの終焉による経営環境の悪化に伴い、2007年(平成19年)に奥志賀高原ホテルがグループ外に売却され、2010年(平成22年)に丸池観光ホテルが廃業するに至った。残る上林ホテル仙壽閣は子会社の長電パークリゾートによって運営され、野沢グランドホテルは長野電鉄直営となっていたが、これらの運営業務を一元化するため、2017年(平成29年)に長電ホテルズが設立され、2館の運営を引き継いでいる[1]。 沿革
運営するホテルいずれも政府登録国際観光旅館であり、露天風呂付客室[2][3]とプール[4][5]を持つ温泉地のリゾートホテルである。 脚注外部リンク |