長谷川 孝治(はせがわ こうじ、1956年10月23日[1] - 2023年1月21日)は、日本の劇作家・演出家。「弘前劇場」主宰。青森県立美術館舞台芸術総監督。
生涯
青森県浪岡町(現青森市)生まれ。1978年、立正大学文学部哲学科に入学、福士賢治(俳優)、野村眞仁(舞台監督)らと劇団「弘前劇場」を旗揚げ。当初は弘前市を本拠地とし、現在は青森市。
1995年「職員室の午後」で第1回日本劇作家協会最優秀新人戯曲賞受賞[2]。2001年、『FRAGMENT VII「アザミ」』で岸田國士戯曲賞にノミネートされる。
2012年、大林宣彦監督『この空の花 長岡花火物語』の脚本を執筆、2015年長谷川の「なななのか」を原作とした『野のなななのか』が制作された。
2023年1月21日、胃癌のため死去[3]。66歳没。
著書
脚注
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- 1995年/第1回 長谷川孝治『職員室の午後』
- 1996年/第2回 杉浦久幸『あなたがわかったと言うまで』
- 1997年/第3回 泊篤志『生態系カズクン』
- 1998年/第4回 夏井孝裕『knob』
- 1999年/第5回 高野竜『ハメルンのうわさ』
- 2000年/第6回 小里清『Hip Hop Typhoon‐少女には死にたがるクセがある』
- 2001年/第7回 棚瀬美幸『帰りたいうちに』
- 2002年/第8回 芳崎洋子『ゆらゆらと水』
- 2003年/第9回 黒岩力也『カナリア』
- 2004年/第10回 ひょうた『東おんなに京おんな』
- 2005年/第11回 田辺剛『その赤い点は血だ』
- 2006年/第12回 嶽本あゆ美『ダム』
- 2007年/第13回 黒川陽子『ハルメリ』
- 2008年/第14回 ナカヤマカズコ『しびれものがたり』
- 2009年/第15回 横山拓也『エダニク』
- 2010年/第16回 平塚直隆『トラックメロウ』/鹿目由紀『ここまでがユートピア』
- 2011年/第17回 柳井祥緒『花と魚』
- 2012年/第18回 原田ゆう『見上げる魚と目が合うか?』
- 2013年/第19回 刈馬カオス『クラッシュ・ワルツ』
- 2014年/第20回 角ひろみ『狭い家の鴨と蛇』
- 2015年/第21回 象千誠『畳と巡礼』
- 2016年/第22回 南出謙吾『触れただけ』
- 2017年/第23回 出口明・大田雄史『うかうかと終焉』
- 2018年/第24回 ピンク地底人3号『鎖骨に天使が眠っている』
- 2019年/第25回 三吉ほたて『泳げない海』
- 2020年/第26回 竹田モモコ『いびしない愛』
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