長崎ランタンフェスティバル長崎ランタンフェスティバル(ながさきランタンフェスティバル)は、毎年冬に長崎県長崎市で行われるイベント。 概要1986年に長崎新地中華街に牌楼が建設されたことを契機に、中華街振興組合によって観光振興のイベントとして春節と元宵節を組み合わせた「灯籠祭」を行う計画が持ち上がり、1987年の春節より毎年開催されるようになった。灯籠祭は観光客からの反応も好評だったことから、1994年に長崎都市発展戦略の一環として正式な観光の柱のひとつに位置づけられ、名称も「長崎ランタンフェスティバル」と改められた[1]。 長崎市全体でのイベントとなった長崎ランタンフェスティバルでは、「長崎に息づく異国CHINA 再発見」をコンセプトに、新地中華街を中心に市内に約1万5千個の赤を基調とした中国提灯(ランタン)や点灯式のオブジェが飾られ、龍踊り、獅子舞など本場の春節をイメージさせる催しが行われる[1]。 祭の規模は年々増加傾向にあり、2008年には行政からの拠出金と各所からの協賛金の合計が1億円を上回った[1]。 2018年には皇帝パレードに長崎市出身の長濱ねる(欅坂46)が参加し、期間中に過去最高の106万人が来場した[2][3]。 長崎ランタンフェスティバルは旧暦の1月1日から1月15日にかけて行われる。暦の関係で、年ごとに開催期間は前後に移動する。 付随するイベント
主な会場長崎ムーンライトフェスティバル2009年10月初頭に開催された非常に小規模な関連イベント。ランタンフェスティバル同様のコンセプトで新地中華街の中秋節を祝う行事として開催された[4]。ランタンフェスティバルのメイン会場となる湊公園に、過去に利用された干支のメインオブジェが飾られている。 脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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