銅の鳥居

銅の鳥居

銅の鳥居(かねのとりい)は、奈良県吉野郡吉野町吉野山にある金峯山寺で造られた鳥居である。

大峰山上までに修行(しゅぎょう)、等覚(とうかく)、妙覚(みょうかく)の3つの門があり、この鳥居は第一門で「発心門」とも呼ばれていた。創立年代不詳であるが、俗に東大寺盧舎那仏像(奈良の大仏)鋳造の際に余った銅を使い建立されたという。

太平記』によれば1348年(南朝:正平3年、北朝:貞和4年)に高師直の兵火により焼け落ちたとあり、その後の再建時期は不明であるが、康正1455年から1457年)の頃に復興されたと考えられている。

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