鉄良
鉄良(てつりょう)は、清末の政治家。字は宝臣。満州鑲白旗人。ムルチャ氏(murca hala、穆爾察氏)。 事跡直隷総督栄禄の幕僚となり、後に戸部と兵部で侍郎に任ぜられた。1903年(光緒29年)、日本に軍事の視察に赴く。帰国後に練兵大臣、軍機大臣、陸軍部尚書を歴任した。1910年(宣統2年)、江寧将軍に異動する。 辛亥革命勃発後の1912年(民国元年)1月に、良弼・愛新覚羅溥偉らと共に宗社党を結成し、清朝の擁護を図った。しかし結局、清朝はまもなく滅び、鉄良はこれ以後天津に隠れ住んでいる。 1938年(民国27年)6月8日、死去。享年76(満75歳)。
参考文献
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