金明元
金 明元(キム・ミョンウォン、Myong-Won KIM、1983年7月15日 - )は、朝鮮民主主義人民共和国・平壌出身のサッカー選手。ポジションはFW。 来歴2003年に鴨緑江体育団でキャリアをスタートさせて以降、2011年まで鴨緑江体育団一筋でプレーしていたストライカー。2010年南アフリカW杯アジア予選では、鄭大世とともに北朝鮮代表のフォワード(FW)として活躍し、北朝鮮を本大会出場に導いた。 2010年南アフリカW杯本大会では、ゴールキーパー(GK)としてエントリーメンバーに登録された。これは、規定によりFIFA管轄の大会ではGKを3人登録することが義務付けられていることに対し、フィールドプレーヤーをGKとして登録することで攻撃の駒を1人増やそうとする北朝鮮の策だった。ところがFIFAは同じ規定の中で、「GKで登録された選手はGKとしてしか出場出来ない」とも定めており、金はこの登録ミスによって、本大会ではGKとしての出場のみ許される事態となった[1]。結局、2010年南アフリカW杯本大会での出場はなかった。 2011年からモンゴル・リーグのFCウランバートルでプレーしている。 所属クラブ代表歴出場大会試合数
脚注
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