野球どアホウ未亡人
『野球どアホウ未亡人』(やきゅうどアホウみぼうじん)は、小野峻志監督の日本映画。2023年8月19日公開[1]。オール・カラー。 概要昭和のスポ根・野球漫画とポルノ映画のエッセンスをかけあわせて描いた野球映画。借金返済のため草野球の投手を務めることになった未亡人が、快感を覚えていく姿を描き[1]、「バカとエロの場外ホームラン映画」を謳う。なお、監督・小野峻志を筆頭に、製作メンバーのほとんどが野球未経験者[2]。監督の小野は「佐々木守が甲子園球場がどこにあるのかも知らないまま『巨人の星』の脚本を書いたり『男どアホウ甲子園』の原作を担当したりしていたから」[3]野球ルールを調べずに本作に取り掛ったとしており、野球というモチーフよりも1980年代のスポ根作品文化などにリスペクトが込められている。 『REVOLUTION+1』に出演し話題となった森山みつきにとって、長編映画映画初主演作[1]。 映画家の菱沼康介は「とにかくはやく、水島新司に謝りにおいきなさい」[4]とコメントを寄せたほか、俳優・曽我真臣は野球に例え「(観客が打者だとして)3連続大暴投を投げられ、3連続三振したような作品」[5]と本作を表現している。 あらすじ草野球好きの夫に先立たれた水原夏子は、残った借金返済のため、夫の所属した草野球チーム「多摩川メッツ」の監督である重野に見いだされ、草野球の投手となることとなった。野球が好きではなく、むしろ恨んでいた夏子だったが、重野とともに激しい特訓を重ねるうちに、野球の快楽性に憑りつかれていく[6]。 登場人物
スタッフ
脚注
外部リンク
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