進開屋(しんかいや)は、東京都文京区千石にある蕎麦店。大正末期に建てられた木造2階建ての建築物は、国の登録有形文化財となっている。
概要
1914年(大正3年)、現在地に蕎麦屋・進開屋を開業。初代の建物は1923年(大正12年)に起きた関東大震災により焼失し、1926年(大正15年)に現在の木造2階建の店舗(兼住宅)を建設した。第二次世界大戦の東京大空襲においても被害を受けず、今もなお当地にて100年以上蕎麦屋を営んでいる。
沿革
- 1914年(大正3年) - 現在地に蕎麦屋を構える。
- 1923年(大正12年) - 関東大震災に被災。
- 1926年(大正15年) - 現店舗が竣工。
- 1944年(昭和19年)~1945年(昭和20年) - 東京大空襲における戦禍を免れる[1][2]。
営業情報
- 定休日 - 金曜日
- 営業時間 - 午前11時~午後7時30分
- 駐車場 - なし
登録有形文化財(建造物)
登録年月日:2003年(平成15年)3月18日
- 新開屋(しんかいや)
- 1926年(大正15年)築 木造2階建 瓦葺
- 建築面積:52m2[1]。
- 種別:産業3次
- 登録基準:国土の歴史的景観に寄与しているもの。
交通アクセス
ギャラリー
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南西側からの外観(2015年11月撮影)
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南東側からの外観(2015年11月撮影)
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1階の外観(2015年11月撮影)
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2階の外観(2015年11月撮影)
脚注
関連項目
外部リンク