送り吊り出し送り吊り出し(おくりつりだし)とは、相撲の決まり手の一つである。相手の後ろにまわり、相手の褌を取って引き付け、相手を吊り上げて土俵の外に出す技。2000年12月に決まり手として制定された、新しい技である。 つり出しと同じで相手の体重が足にかかるため、足腰が強くないといけない。なので、体重が軽い力士は、この技をかけられやすい。 決まり手制定以降、幕内では3度記録されており、2004年9月場所11日目で琴欧州が普天王に、2005年11月場所10日目で朝青龍が安馬(のち日馬富士)に、2021年9月場所5日目で宇良が大栄翔に、それぞれ決めている。なお、十両でも1度記録されており、2007年11月場所6日目で将司が琴春日に決めている。 関連項目 |