輪島中継局

輪島中継局(わじまちゅうけいきょく)は、石川県輪島市にあるテレビジョン放送・ラジオ放送の中継局である。

中継局概要

ここでは、輪島中継局に併設し約50km離れた舳倉島へ向けて放送電波を送信している舳倉中継局についても併記。舳倉中継局はデジタル・アナログとも空中線電力が低いものの、最大実効輻射電力(ERP)が総じて高くなっていることが特徴[1]

デジタルテレビ放送

ID 放送局 物理
チャンネル
空中線電力 ERP 放送対象
地域
放送区域
内世帯数
偏波面 放送開始日
輪島中継局
1 NHK
金沢総合
24ch 10W 135W 石川県 5,921世帯 水平偏波 2007年
12月10日
2 NHK
金沢教育
31ch 全国
4 KTK
テレビ金沢
32ch 115W 石川県
5 HAB
北陸朝日放送
26ch
6 MRO
北陸放送
27ch
8 ITC
石川テレビ放送
28ch
舳倉中継局
1 NHK
金沢総合
45ch 3W 580W 石川県 54世帯 水平偏波 2008年
7月1日
2 NHK
金沢教育
31ch 380W 全国
4 KTK
テレビ金沢
43ch 530W 石川県
5 HAB
北陸朝日放送
41ch
6 MRO
北陸放送
49ch 660W
8 ITC
石川テレビ放送
47ch

FMラジオ放送

周波数
(MHz)
放送局名 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
輪島中継局
77.1 MRO
北陸放送
100W 330W 石川県 -
83.9 NHK
金沢FM
320W
89.9 HELLO FIVE
エフエム石川
330W

AMラジオ放送

周波数
(kHz)
放送局名 空中線電力 放送対象地域 放送区域内世帯数 その他
輪島中継局
1107 MRO
北陸放送
100W 石川県 - 2024年8月1日から運用休止[3][4][5]
1359 NHK
金沢第2
全国 -
1584 NHK
金沢第1
石川県

廃止された局の概要

アナログテレビ放送

放送局名 チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象
地域
放送区域
内世帯数
偏波面
輪島中継局
NHK
金沢総合
3ch 映像30W/
音声7.5W
映像340W/
音声84W
石川県 - 垂直偏波
NHK
金沢教育
12ch 映像320W/
音声80W
全国
MRO
北陸放送
10ch 映像400W/
音声100W
石川県
KTK
テレビ金沢
19ch 映像100W/
音声25W
映像1.25kW/
音声310W
水平偏波
HAB
北陸朝日放送
22ch
ITC
石川テレビ放送
35ch 映像1.3kW/
音声325W
舳倉中継局
NHK
金沢総合
56ch 映像10W/
音声2.5W
映像1.45kW/
音声370W
石川県 - 水平偏波
NHK
金沢教育
54ch 全国
MRO
北陸放送
38ch 映像1.15kW/
音声290W
石川県
KTK
テレビ金沢
42ch
HAB
北陸朝日放送
40ch
ITC
石川テレビ放送
44ch
  • 全アナログテレビ中継局は、2011年7月24日のアナログ放送終了とともに廃局となった。

脚注

  1. ^ ERPは、総務省 電波利用ホームページ 無線局免許情報検索より。
  2. ^ 「令和6年奥能登豪雨」 石川各局の対応 急遽番組を編成/ウェブでも情報を発信”. 民放online (2024年11月18日). 2024年11月27日閲覧。
  3. ^ なお、2024年9月20日に発生した令和6年奥能登豪雨による停電を受けて、本AM中継局の運用を一時的に再開。同年11月10日まで同中継局での放送を行った[2]
  4. ^ 総務省|放送政策の推進|AM局の運用休止に係る特例措置”. 総務省. 2024年1月26日閲覧。
  5. ^ MRO北陸放送 AMラジオをお聞きのみなさまへ重要なお知らせ - 北陸放送

関連項目