軍国の女神
『軍国の女神』(ぐんこくのめがみ)は、1937年(昭和12年)製作、藤本修一郎監督による日本のサイレント映画、全勝キネマ製作作品である。藤本修一郎の長篇劇映画第1回監督作品である[1]。 略歴・概要本作は、公開情報については不明である。 時代劇、それも剣戟映画を得意とした全勝キネマの現代劇作品である。監督の藤本修一郎は、マキノ・プロダクション、マキノトーキー製作所出身の演出家で、1936年(昭和11年)1月のマキノトーキーの陣容発表の際、助監督部に名を連ねている[2]。ヒロインを演じた美島麗子は、翌1938年(昭和13年)、全勝キネマ、熊谷草弥監督の『キング・コング』(江戸に現れたキングコング)でもヒロインを演じている[3]。 東京国立近代美術館フィルムセンターは本作のプリントを所蔵していない[4]。マツダ映画社も所蔵していない[5]。現状、観賞することの不可能な作品である。 スタッフ・作品データキャスト註
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