足利輝氏
足利 輝氏(あしかが てるうじ)は、安土桃山時代の武士。第4代古河公方・足利晴氏の四男とされる。 ただし、当時の史料には所見がなく、その実在性や晴氏との関係も含めて不明点が多いとされている[1]。 生涯永禄年代末期までの動向は詳細不明であるが、兄弟の藤氏や藤政、家国らと一緒に行動していた可能性が高いと推定されている。また、藤氏同様、13代将軍・足利義輝より偏諱を受け、輝氏を名乗った[2]。 長兄・藤氏の死後、輝氏はその後継者となった藤政とともに、安房国にて里見氏の支援を受けながら、佐竹氏・宇都宮氏などの北関東諸氏に働きかけて復権運動を行っている。 脚注
参考文献
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