諫早神社

諫早神社(九州総守護 四面宮)
所在地 長崎県諫早市宇都町1番12号
位置 北緯32度50分54.2秒 東経130度2分35.2秒 / 北緯32.848389度 東経130.043111度 / 32.848389; 130.043111座標: 北緯32度50分54.2秒 東経130度2分35.2秒 / 北緯32.848389度 東経130.043111度 / 32.848389; 130.043111
主祭神 天照大御神・大己貴大神・少彦名大神・九州総守護の神々
社格 県社
創建 神亀5年(西暦728年)
本殿の様式 神明造
別名 四面宮(おしめんさん)
札所等 諫江八十八ヶ所霊場「元・一番札所」
主な神事

2月上旬:立春福まき(開運お多福くぐり)

4月下旬:春の流鏑馬

6月下旬:夏越の大祓

10月上旬:例祭

11月23日:新嘗祭(くすのきまるしぇ)

毎月1日15日:月次祭(つきなみさい)
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諫早神社(いさはやじんじゃ)は、長崎県諫早市に鎮座する、九州総守護神社である。霊験あらたかなご神徳は広大無辺で、篤く崇敬されている。

祭神

天照大御神(あまてらすおおみかみ)、大己貴大神(おおなむちおおかみ)、少彦名大神(すくなひこなおおかみ)、九州の守り神である 白日別命、豊日別命、豊久土比泥別命、建日別命をご祭神としている。また、猿田彦神、八幡神、稲荷神、天満神、御霊宮、太子堂などを合祀している。

歴史

平城京・奈良時代、神亀5年(728年)に、聖武天皇の勅願により行基菩薩が当地へ赴き、石祠を建てたのが神社の始まりと伝わる。九州総守護の神々をまつる神仏習合の「四面宮」として代々領主の祈祷所と定められた。特に、領主の西郷家龍造寺家諫早家から厚く崇敬されてきた。

天正15年(1587年)に諫早領主となった龍造寺家晴は、境内の拡充や神殿の再建を図るなど「四面宮」を諫早領の総鎮守とした。明治元年(1868年)の神仏分離令で、並祀していた荘厳寺は分離されることになり本尊などは近くの寺院に移設。その際に、「四面宮」を「諫早神社」と改称した。

昭和20年(1945年)に県社に昇格した。

文化財

行基菩薩のお手植と伝えられる群は神木として崇敬されており、昭和41年(1966年)に「諫早神社のクス群」として長崎県天然記念物に指定されている。[1]

交通

脚注

  1. ^ 長崎県の文化財(諫早神社のクス群)

関連項目

外部リンク