角川文庫Fシリーズ角川文庫Fシリーズ(かどかわぶんこエフシリーズ)は、かつて角川書店から刊行されていた文庫レーベル名の一つ。1989年創刊、1992年休刊。 概要1989年11月に「角川文庫・赤帯(外国文学)」が著者50音順番号に移行する際に、海外翻訳作品の中からSFとファンタジー作品を分割してできたレーベルである。『電脳惑星1 ロボット・シティを探せ!』(アイザック・アシモフ&マイクル・P・キュービー=マクダウエル)がレーベル第一号。 しかし、当初のSF中心からファンタジー中心への路線変更や、売れ行きの不振によるシリーズの中断が相次いだことにより、1992年8月刊行の『ドラッケンフェルズ』(ジャック・ヨーヴィル)を最後にレーベルとしての刊行を休止した。レーベルの休止後に『アーク島年代記』『アーク島年代記II』(ジョナサン・ワイリー)は角川スニーカー文庫に移動した。ライトノベルを意識してイラストを多用しているのが特徴である。 角川文庫Fシリーズ作品一覧
未刊の作品
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