観音の滝(かんのんのたき)は、佐賀県唐津市にある滝。日本の滝百選に選定されている。
概要
玉島川の支流の滝川水域にある。観音の滝の周辺には8つの滝と淵がある。
滝の脇には、滝の名の由来となった「生目観音」を祀った福聚院がある。滝の伝説として、桃山時代の文禄元年(1592年)文禄の役の際に豊臣秀吉が名護屋城に来陣し朝鮮出兵の指揮にあたった。この時、名護屋越前守経述の妹が秀吉の身の回りの世話を行った。秀吉は、この気立てが良く美人の女性を気に入り「広沢局(ひろさわのつぼね)」と呼んだ。広沢局は文禄3年(1594年)に眼病を患った。そこで生目観音を訪れて21日間の祈祷を行い滝の水で目を洗ったところ眼病が治ったという伝説がある[1]。以来、眼病治癒祈願の参拝者が訪れるようになった。
アクセス
周辺
参考文献
出典
関連項目
外部リンク
- 観音の滝 - 旅Karatsu(唐津観光協会)
- 観音の滝 - あそぼーさが(佐賀県観光連盟)