観正院 (草加市)
観正院(かんじょういん)は、埼玉県草加市にある真言宗豊山派の寺院。 歴史1605年(慶長10年)、法印俊賢によって開山された。当初の名称は「東照寺」であったが、1617年(元和3年)に江戸幕府初代将軍で大御所の徳川家康に「東照大権現」の神号が贈られた。そのため、幕府に憚って、「照」の字を「正」に変えて「東正寺」に改称した(避諱)[1]。 1908年(明治41年)、埼玉県北足立郡新田村大字槐戸(現・草加市八幡町)にあった「観音寺」を合併した。その際に「恵日山東正寺」と「光明山阿弥陀院観音寺」から字を組み合わせた「恵光山観正院」に改称した[1]。 現在の本尊は十一面観音であるが、過去の記録によれば、旧本尊は釈迦如来とも薬師如来ともいわれている[1]。 文化財交通アクセス
脚注
参考文献
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