西谷 敏(にしたに さとし、1943年(昭和18年)8月24日[1] - )は、日本の法学者。法学博士(学位論文「ドイツ労働法思想史論 集団的労働法における個人・団体・国家」)。名誉法学博士(フライブルク大学・2004年)。大阪市立大学名誉教授。元民主主義科学者協会法律部会理事[2]。兵庫県神戸市出身。
略歴
専門領域
専門は労働法・ドイツ労働法だが、特に労働組合法を研究している。
主著
- 『労働法における個人と集団』(有斐閣、1992年)
- 『ゆとり社会の条件─日本とドイツの労働者権』(1992年、旬報社)
- 『労働組合法』(有斐閣、初版1998年、第2版2006年)
Vergleichende Einführung in das japanische Arbeitesrecht, Carl Heymanns Verlag, 2003
- 『規制が支える自己決定―労働法的規制システムの再構築』(法律文化社、2004年)
- 『労働法』(日本評論社、2008年)
- 『労働法の基礎構造』(2016年)
脚注
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.334
- ^ 民主主義科学者協会法律部会役員名簿・第20期(2002秋~2005秋)
- ^ 博論データベース
- ^ 以上につき「西谷敏先生略歴」根本到ほか共編『労働法と現代法の理論 下巻 西谷敏先生古希記念論集』日本評論社、2013.11、p503以下
- ^ KAKEN
関連項目