西山記念会館
西山記念会館(にしやまきねんかいかん 1975-2011)は兵庫県神戸市にかつて存在した記念館・ホール。1975年に開館した。 三角形の敷地を巧みに生かして設計されたユニークなオブジェのような外観の造形物は、建築家村野藤吾の手によるもの。1976年度BCS賞受賞、神戸建築百選'93に選ばれた。 川崎製鉄(現JFEスチール)初代社長である西山弥太郎 (1893 - 1966) の顕彰を主たる目的として建てられた施設であり、館内には西山弥太郎を紹介する記念室のほか、大ホール、多目的ホールなどがあった。また阪神春日野道駅への入口も併設されていたが、解体工事が開始されるとその入口も閉鎖となった。 川崎製鉄とNKK(日本鋼管)の経営統合によって本社機構は東京等に移転し、旧川崎製鉄本社に隣接していた本館では、入社式や株主総会等の川鉄関連行事が行われなくなり、施設利用率が激減した。建物の老朽化が進み維持費もかさんだことから、2011年3月31日に閉館し、2012年9月頃からは解体が始まった。跡地にはマンションが建設された[1]。 施設
交通アクセス周辺情報
脚注
外部リンク
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