袁牧之
袁 牧之(えん ぼくし、ユエン・ムーチー、ユアン・ムーチー、イエン・ムーツー、1909年5月30日[1] - 1978年6月30日[2])は、中国の俳優、映画監督。本名袁家莱[1]。 人物浙江省寧波生まれ[1]。中学生で洪深の戯劇協社に参加する[3]。1930年、上海の左翼文化運動の勃興とともに大学を中退して話劇界に入り、俳優として活躍する。1934年、電通影片公司に入社して映画界入り、『桃李劫』に主演、脚本も担当[2]。1935年、コメディ映画「都市風光」で初監督。1937年には『街角の天使』を監督。抗日戦中は救亡演劇隊にも加わり、1938年には抗日根拠地の記録映画製作のため、延安電影団に参加する。長編記録映画「延安与八路軍」を監督[2]。のちソ連に赴き、エイゼンシュテインに師事した。帰国後は1946年に東北映画製作所長、解放後は初代の中央映画局長を歴任したが、1954年以降は病気のため職を離れた[3]。1978年、北京で死去[2]。 監督作品
出演作品
脚注参考外部リンク
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