藤之寺
藤之寺(ふじのてら)は、兵庫県神戸市兵庫区兵庫町にある浄土宗の仏教寺院。 歴史寺伝によると、もとは北風家が佐比江に神功皇后から賜った御手形を御霊として主神に、相殿に春日明神を祀る社を建立し、奉仕する社僧のいた真言宗西光院であった。のちに浄土宗の西光寺と改めた。 北風家44代白藤彦七郎惟村(後に喜多風貞村:西光院春誉浄観居士)の菩提寺が嚆矢であり、当寺は北風家が改姓前の白藤と称する頃の宅地であった。堂の前に紫藤を植えたことにより俗に「藤の寺」と呼ばれた[1]。
以前は明治20年ごろ開山上人を記念して植えた「園の藤」という名高い藤の木があり、明治時代には毎年来迎会が行なわれ、二十五菩薩の行列には信者がにぎわった。 交通アクセス出典
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