薄皇后 (漢景帝)
薄皇后(はこうごう)は、前漢の景帝の最初の皇后で、会稽郡呉県の人。 生涯薄姫と同族である。劉啓(後の景帝)の皇太子時代に、皇太后の薄姫の意向により皇太子妃として立てられた。 前157年に景帝が即位すると皇后に立てられたが、寵愛されることは無くなり、子女には恵まれなかった。 前155年、太皇太后の薄姫が崩御して有力な後援を失い。前151年に廃位された。中国の歴史上で最初の廃后である(前漢は以前にも劉邦(高祖)が呂后と太子を廃そうとしたのを張良らに阻まれた)。 前148年に亡くなった。長安の東に葬られた。 参考文献『史記』巻49 |