華南MALL
華南MALL(かなんモール、华南MALL)は、中国・広東省・東莞市にあった、中国最大のショッピングモールである。2007年7月19日に新華南MALL(しんかなんモール、新华南MALL、Xīn Huánán Móěr)と改称した。 2005年の開業から2008年10月31日にドバイ・モールが開業するまでは、世界最大のショッピングモールでもあった。 概要東莞市万江区の万江大道の南側に位置する。2005年にオープン。GLA(総賃貸面積)は約710万平方フィート(約66万平方メートル)。前年開業の金源時代ショッピングセンター(金源新燕莎MALL)を上回り、当時としては世界最大のショッピングモールとなった[1]。 しかし、最小面積が大きく、賃料が周囲よりも高く、事務所用には使えないなどの理由から、入居するテナントが少なく、入れ替わりもあるため、1500ほどもある小売スペースの多くはずっと空きスペースになっているのが実情である。2013年の時点では、モール側の主張する店舗入居率は20%であり、事実上機能停止状態と言われている[2]。 同施設は7のエリアに分かれており、周囲にヤシ科の植物を植えたり、塑像を配置するなど、異国情緒作りをしている。 中央広場にはフリーフォール型、急流下り型、回転ブランコ型などの電動アトラクション施設と、ボート乗り場があり、他にゴーカート、ゴンドラ巡り、海賊船などの娯楽施設がある。 主な店舗、施設
かつてあった店舗、施設
交通東莞汽車総站(市内最大のバスターミナル)から東莞市内バスで東に1停留所だが、中間にインターチェンジがあるため、徒歩15分。なお、バス停の名前は「華南摩尓」(华南摩尔)と漢字表記の旧称のままとなっている。 市役所のある南城区からタクシーでは15分程度。 駐車場新華南MALLは中国最大のショッピングモールであるが、駐車場が少ない。北米最大のショッピングモールであるウェスト・エドモントン・モールは20,000台収容可能だが、新華南MALLでは10,000台しか入れない。しかし、消費者も自転車利用が多いなど、国情に違いもある。 脚注
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