荒木 和博(あらき かずひろ、1956年〈昭和31年〉8月8日[1] - )は、日本の軍事学者・政治学者・政治評論家・政治活動家・人権活動家。
拓殖大学海外事情研究所教授、特定失踪者問題調査会代表。元陸上自衛隊予備陸曹長。
略歴
東京都生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、民社党本部書記局に入局し、教育・広報・青年運動などを担当。
1993年(平成5年)、第40回総選挙に旧東京7区から無所属で立候補するが落選。1994年(平成6年)、民社党の解党に伴い退職し現代コリア研究所で研究部長[要出典]。
1996年(平成8年)、拓殖大学海外事情研究所に客員講師として就職。助教授を経て2004年(平成16年)10月より教授。
人物
- 『諸君!』に「月報『北朝鮮問題』」を連載していた。
- 『正論』2009年(平成21年)4月号への寄稿において、予備自衛官としての体験から「平時において徴兵制を課すかどうかは議論があるが、戦時になったら国民全員が兵役の義務を負うことは当然だ」と主張している[2]。
- 趣味は鉄道。日韓両国の鉄道を愛好している。YouTubeにおいて鉄道動画を投稿している。[3]
- 西尾末広(民社党初代代表)と朴正煕を尊敬しているという。しかし、日本のマスメディアは、1970年代から朴正煕大統領の時代などに「韓国=軍事独裁の国、北朝鮮=発展する社会主義の国」という論調で、産経新聞のみが反共産主義のために支持していたのに、 産経新聞の反共論調は変わっていないにもかかわらず2014年に韓国検察による産経新聞ソウル支局長名誉毀損起訴事件が起こったのは、韓国がそれだけ変質してしまったからだと述べている[3]。
- 日本人拉致被害者奪還のために、早急に日本国憲法改正すべきと主張している[4]
役職
著作
図書
共著・編著・共編著
翻訳
脚注
- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.296
- ^ 荒木和博「予備自衛官になって分かった専守防衛という虚構」『正論』通号 445、産経新聞社、2009年4月、108-117頁。
- ^ [1]「加藤支局長」
2014年10月9日
- ^ [2]
関連項目
外部リンク