苫小牧東宝・セントラル映劇
苫小牧東宝・セントラル映劇(とまこまいとうほう・セントラルえいげき)は、かつて北海道苫小牧市錦町2丁目に存在していた映画館である。 概要静内町(現:新ひだか町)にて「静内文化劇場」(現在は閉鎖)を経営していた「文化興業」が経営・運営する映画館として1975年(昭和50年)、「遊楽ビル」内に開業。「遊楽ビル」の名は、かつて同市内に存在した劇場「遊楽館」(札幌市にあった松竹遊楽館とは無関係)に由来する。 1階の『苫小牧東宝』は館名の通り東宝系の作品を主に上映し、2階の『セントラル映劇』は東宝や松竹の邦画・洋画を交互に上映していたが、徐々に番組編成がフリーとなっていき、2003年(平成15年)8月、1階・2階とも『セントラル映劇』に館名を統一した。 しかし館名統一以降は業績が徐々に低下。また、2005年(平成17年)4月28日に開業したイオン苫小牧ショッピングセンター[1](現:イオンモール苫小牧)内にシネマコンプレックス『ディノスシネマズ苫小牧』がオープンすることもあり[2]、同年4月15日に閉館した[3]。 最後の上映は「ナショナル・トレジャー」と「アビエイター」だった。 ビル自体は映画館撤退後も残存していたが、その後解体され、同館跡地には2011年(平成23年)10月20日に飲食施設『四季食彩まつもと』がオープンしている。 座席数は東宝・セントラル共に205席だったが、末期は1階が200席、2階が201席だった。また閉館まで一貫してドルビーステレオ音響だった。 上映したおもな映画※出典のみられる主な映画である。 関連項目
脚注
外部リンク
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