苅田港
苅田港(かんだこう)とは、福岡県京都郡苅田町にある港湾。重要港湾に指定されている。また、福岡県によって防災拠点(防災拠点港)に指定されている[1]。 周辺一帯は苅田町の工業地帯を成す。かつて産炭地であった筑豊炭田から運ばれた石炭や、石灰石を積み出すため、昭和前期に設けられた。現在は筑豊炭田は閉山したが、周辺は戦前から操業していた三菱マテリアルの他に、利便性の良さから戦後も日産自動車九州や、トヨタ自動車九州苅田工場と小倉工場、日立金属九州工場、宇部興産苅田工場などの大規模工場が操業を開始するなど、北九州工業地帯の一郭を成すため、現在は工業生産品の積み出しの役割を担う。 主な施設[2]新松山地区主にエネルギー関連の施設が集積している。令和10年度事業完了予定で国際物流ターミナル事業が進捗中である[3]。
松山地区トヨタ自動車九州や三菱セメントの工場などがある。
本港地区九州電力苅田発電所、麻生セメントや三菱セメントの工場などがある。
南港地区日産自動車の工場などがある。
定期航路
関連項目
脚注
外部リンク |