花咲まゆ
花咲 まゆ(はなさき まゆ、別名義:沢井 由実)は、日本のロリータ少女モデル。写真家清岡純子が撮影を担当した。 概説1981年7月(当時12歳)、清岡純子が刊行していた作品集『白薔薇園』PART-2に沢井由実名義で登場。デビュー作。 1982年2月、清岡の『聖少女』シリーズ第5作目のモデルとして花咲まゆ名義で写真集『潮風の少女』に登場。京都市のフジアート出版から刊行され、大ヒットとなる[1][† 1]。 1982年9月、ペーパーバックの廉価版写真集『私は「まゆ」13歳』(1982年9月)も、20万部を売り上げる大ヒットとなった[1]。 一連の清岡作品に登場した少女モデルの代表的存在であり、『プチトマト』シリーズの数多い少女モデルを含めても随一の美少女だった。後年、清岡自身も「いちばん思い出深いモデルである」とし、清岡の自宅兼事務所に飾られていたまゆのパネルに関して「ずっと少女を撮り続けているけど、これ以上の傑作はいまだに撮れない」と語った[2]。 青山正明は花咲まゆについて「あどけない表情とグラマラスな体型の双方を兼ね備えていた」と論評している[3]。織絵可南子や諏訪野しおり、山添みづきなどスレンダーなモデルが多数を占めた1980年代のロリータブームにおいて、彼女や田中みお(少女M)のようなタイプは少数派として位置付けられた[1]。 写真集
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脚注注釈出典参考文献
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