芥田氏
芥田氏(あくたし)は日本の氏族。戦国時代の武家で鋳物師と商人も兼ねた。 出自世良田頼氏の2男教氏の末裔を称しており、領地であった播磨国加西郡芥田村から芥田姓を名乗ったという。 御着城主の小寺職隆に属して飾東郡野里村に移り、置塩城などで戦功を挙げた。 活動の中で領地周辺の鋳物師売り場を買い進め、小寺氏が没落した後は鋳物師としての性格を強めて近代まで本業とした[1]。 姫路市の姫路城外曲輪北東角にある五郎右衛門邸という町名は鋳物師頭領・芥田五郎右衛門の土地にちなむ。元は芥田家の畠地であったが池田輝政による築城における「慶長の町割り」のため召し上げられ芥田家は大野町へ移された[2][3][4]。 姫路市野里寺町(大野町の南隣)にある芥田家住宅の主屋・土蔵・離れ座敷兼土蔵は国の登録有形文化財となっている[5]。 外部リンク脚注出典
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