絵夢(えむ、本名:大日方敏子、1956年10月1日- )は、日本のシンガーソングライター。
経歴
長野県出身。中学卒業後上京。高校を中退後、弾き語りをはじめ、1974年に「全国フォーク音楽祭」に出場。1975年に、シングル「傷心」でデビューした[1]。
1978年にキャニオンから発売されたアルバム『夜から朝への流れの中で』では、それまでの「夜」から「朝」へのイメージチェンジを狙った、ストーリー性を織り込んだ11曲が収録された[2]。
ディスコグラフィ
※ 2022年3月現在、シングル、オリジナル・アルバムともにデジタル音源化はされていない。
シングル
アルバム
オリジナル・アルバム
発売日
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規格
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規格品番
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タイトル
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収録曲
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キャニオン・レコード / AARD-VARK
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1975年6月
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LP
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AV-3024
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絵夢
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※ 注記以外、作詞・作曲は絵夢
Side:A
- 銀色の妖精
- 偽り
- 19の頃
- 銀色の囁き
- 写真
- さみしくなんかない
Side:B
- 傷心
- 有情無情の花
- 踊り子
- 今も夜
- 愛の季節
- JUN
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1979年
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LP
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C25A-0020
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1976年4月25日[1]
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LP
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AV-3038
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絵夢Ⅱ
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※ 注記以外、作詞・作曲:絵夢
※ 編曲はすべて、松井忠重
Side:A
- 紡ぎ歌
- 一人ぼっちの夜明け
- 今、私にみえるのは
- 秋祭りが終わって
- モーニング・コーヒー
- 母からの手紙
Side:B
- 遠くへ…
- 闇の中で
- 花
- 通り雨
- 長い髪の女
- すてられて
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1979年
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LP
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C25A-0021
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キャニオン・レコード / SEE・SAW
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1977年2月25日
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LP
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WF-9004
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その時私はひとり
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※ 注記以外、作詞・作曲:絵夢
※ 編曲はすべて、松井忠重
Side:A
- 紺青の世界
- 流れて行きたい
- のすたるじあ
- ふね
- いつのまにか
- 懐かしいのは
Side:B
- 愛片(かけら)
- 白い鳥
- 四角い飛行船
- 故郷
- まがりかど
- その時私はひとり
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1978年8月21日[2]
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LP
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WX-7004
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夜から朝への流れの中で
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※ 作詞はすべて絵夢
※ 注記以外、作曲は絵夢
Side:A
- ひとりみち
- これからが愛
- 夜から先へ
- ラブ・タイム
- 別離物語
- 帰っておいでよ
Side:B
- 04:38発
- 雨に消えた想い
- Bye-Bye Baby
- 朝が来たら…
- Fly
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1979年7月
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LP
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C25A-0050
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バリエーション / Variation
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※ 注記以外、作詞・作曲:絵夢、編曲:井上鑑
Side:A
- ほんとに‥
- 故郷へ
- 忘れえぬ想い
- くもりガラス
- あいつ
Side:B
- 涙の海から
- ふり子
- Uターン
- ジェラシー
- ふるえる
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オムニバス・アルバム
- なつかシングルス CD編(1987年8月21日、ポニー、D30P6110)- 「傷心」収録。
- ソングライター・ルネッサンス ポニーキャニオン・エディション(1992年6月3日、ポニーキャニオン、PCCA-00371)- 「遠くへ…」収録。
タイアップ
脚注
- ^ a b c d “レーザー光線使って 山内テツ・チャー・絵夢が公演_音楽”. 朝日新聞. (1976年11月9日)
- ^ a b “新曲盤紹介 レコード・プレゼント”. 読売新聞. (1978年11月27日)