結婚戦争
『結婚戦争』(けっこんせんそう、イタリア語: Il marito è mio e l'ammazzo quando mi pare)は、1968年(昭和43年)製作・公開、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ監督のイタリア映画である[1][2]。イタリア式コメディの1作である[1][2]。 略歴・概要本作は、1967年(昭和42年)、ローマの映画会社イタル=ノレッジョ・チネマトグラフィコが製作、イタリアの映画プロデューサーシルヴィオ・クレメンテッリが代表を務めるクレシ・チネマトグラフィカが企画製作を開始し、翌1968年に完成した[2]。アルド・デ・ベネデッティの執筆した原案を、ヤヤ・フィアストリ、ルイジ・マーニ、ステファーノ・ストルッキの3人が脚本を共同執筆した[1][2]。劇伴音楽の作曲を行ったアルマンド・トロヴァヨーリは、パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ作品には初登板であった[3]。 本作は、イタル=ノレッジョ・チネマトグラフィコが配給し、イタリアでは1968年2月8日に公開された[2]。2006年(平成18年)9月6日、「94分」のヴァージョンでDVDが Koch Media によりイタリアで発売された。 日本では、2011年(平成23年)2月現在に至るまで劇場公開、テレビ放映、DVD等のビデオグラム販売等は行われていない[4]。アルマンド・トロヴァヨーリのベストアルバム『スパーク・イン・シネマ』(1994年)、あるいは『チャオ!チャオ!トロヴァヨーリ』(2002年)等が日本で独自に編まれ、『結婚戦争』のタイトルで日本でも知られるところとなる。 スタッフ・作品データ
キャスト
あらすじ巨匠音楽家の老人イニャツィオ(ヒュー・グリフィス)と結婚した若く美しいアッレグラ(カトリーヌ・スパーク)は、若く美しい青年レオナルド(ハイウェル・ベネット)と出逢う。アッレグラはレオナルドとタッグを組み、夫イニャツィオを殺してしまおうと、あの手この手を仕掛けるが、どんなことをしても、偶然のタイミングで助かってしまう。不死身のイニャツィオに呆れ果て、アッレグラとレオナルドは逃げ出し、イニャツィオは再び演奏をたのしむ悠々自適の晩年に戻る。 脚注
参考文献
関連事項外部リンク
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