紫派藤間流(むらさきはふじまりゅう)は、日本舞踊の流派。
概要
藤間紫(出生名:河野綾子)は1923年生まれ、12歳で藤間流宗家の六世藤間勘十郎に入門して藤間紫の名執名を許され、のちに結婚したが、1985年に離婚訴訟、お家騒動に発展し、紫は宗家を離れて「紫派藤間流」を創始した[1]。紫派藤間流は日本舞踊協会にも宗家藤間流や家元藤間流(勘右衛門派)などとは別個に登録されている独立の流派である[2]。猿之助の門人に舞踊の指導を行い、多くの名執がいる[3]。また、タレントの泰葉らも名執名を持つ[4]。藤間流紫派と称されることもあるが、「紫派藤間流」が正しい。
家元
脚注
- ^ “日本舞踊家家元の藤間紫さん肝不全で死去”. オリコン. オリジナルの2009年4月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090401192535/http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/64636/ 2009年3月28日閲覧。
- ^ (公社)日本舞踊協会 所属流派
- ^ “澤瀉屋一門が出演~「紫派 藤間流舞踊会」のお知らせ|歌舞伎美人”. 歌舞伎美人(かぶきびと) (松竹). (2011年3月22日). https://www.kabuki-bito.jp/news/555/ 2021年1月21日閲覧。
- ^ “藤間香乃葉”. 泰葉オフィシャルブログ「Yasuha Style」Powered by Ameba (2017年3月27日). 2021年1月20日閲覧。
- ^ a b c 紫派藤間流について|紫派藤間流公式ホームページ
関連項目
外部リンク