粋な風来坊
『粋な風来坊』(いきなふうらいぼう)は、1946年(昭和21年)製作・公開、マキノ正博監督による日本の長篇劇映画である。 略歴・概要マキノ正博(のちのマキノ雅弘)が所長在任時の松竹京都撮影所作品であり、製作と監督に名を連ねる[1]。マキノの監督作としては、同年1月3日公開の『グランドショウ1946年』の次回作であり[2]、松竹が配給し、同年2月28日に公開された[1]。 主題歌の『粋な風来坊』(美ち奴)、『裾野の唄』(小野巡)はカップリングされて、映画の公開同月にテイチクレコード(現在のテイチクエンタテイメント)からリリースされている。 当時の「松竹京都撮影所」は下加茂にあり、同撮影所は1950年(昭和25年)、フィルム原版倉庫から火災が発生しており、同年以前に製作された作品の原版はすべて焼失している。本作もこの火災を免れられず、現存しないフィルムである。したがって本作の上映用プリントは、現在、東京国立近代美術館フィルムセンターには所蔵されてはいない[3]。 スタッフ・作品データ
キャスト
註
外部リンク
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