簾舞川
簾舞川(みすまいかわ)は、北海道札幌市南区を流れる石狩川水系豊平川支流の河川である。準用河川として札幌市が管理している。河川の長さは8から10km[1]だが、準用河川としての指定区間は1.4kmである。 川の名は、アイヌ語で「峡谷があるところ」を意味する「ニセイ・オマㇷ゚」。これが訛って「ミソマップ」になり、現在の「みすまい」になった。 地理空沼岳の北、札幌岳の東に位置する北海道札幌市南区簾舞の山中に源を発する。谷を刻んではじめ北東に、ついで北に向かって流れる。西に兜岩を見てその北で西御料川を合わせる。合流点から北では両岸の険しさが緩み、特に右岸でなだらかな傾斜になる。山を出て豊平川の河岸段丘に出ると、平地を流れるようになるが、藻岩ダムの川上で豊平川に合流して終わる。 上・中流の流域は山林である。中流の河岸では農地が開け、左岸の傾斜地にみすまい霊園が設けられている。下流部は札幌郊外の住宅地だが、傾斜部や河岸に木々が多い。 支流
橋梁
脚注
|