篠路神社(しのろじんじゃ)は、北海道札幌市北区篠路4条7丁目2番にある神社である。旧社格は村社。
祭神
歴史
碑
- 平和顕彰碑
- 1947年(昭和22年)建立。戦没者慰霊と永久平和を祈願して。
- 元は忠魂碑だったが、太平洋戦争終結後にGHQの命によっていったん撤去され、表面の刻字を削り取って改造の後に再建立された経緯がある[4]。
- 裏側には副碑のように開拓功労者・戦没者合祀芳名碑が建つ[4]。
- 馬魂碑
- 1950年(昭和25年)5月、篠路村馬産振興会が上篠路209番地に建立。1970年(昭和45年)、境内に移設。
- 篠路ペルシュロンの名を高めたアニー・ヴヰリュー・第3啓春・第2コーガル・バンクの5頭が祀られている。
- 北区歴史と文化の八十八選の「4.農村文化発祥の道〈太平・篠路コース〉」に属する「74.篠路神社の馬魂碑」として選定されている[6]。
- 力士・小松山之碑
- 明治時代中期に篠路村で活躍した素人力士の下山松太郎を顕彰した碑[7]。
- 北区歴史と文化の八十八選の「73.力士・小松山之碑」として選定されている[8]。
篠路獅子舞
富山県出身の開拓者たちによって伝えられた獅子舞。かつては「烈々布獅子舞」と呼ばれ、烈々布天満宮の春秋の祭りで演じられていた。正確な起源は不明だが、同天満宮が創祀された1899年(明治32年)ころにはすでに演じられていたという。
1966年(昭和41年)、烈々布天満宮が篠路神社に合祀されたことに伴い、「篠路獅子舞」と改称された。
獅子は頭から尾まで6メートルという大振りのもので、8人で操る[7]。舞は全部で4種類。よく似た由来の丘珠神社の獅子が雄であるのに対し、篠路の獅子は雌であり、優雅に舞うといわれる。
北区歴史と文化の八十八選の「72.篠路獅子舞」として選定されている[9]。
境外末社
- 中沼神社(なかぬまじんじゃ) – 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)、天香山命
- 福移神社(ふくいじんじゃ) – 天照皇大神
- 十軒神明宮(じっけんしんめいぐう) – 天照皇大神
- 茨戸天満宮(ばらとてんまんぐう) – 菅原道真公
ギャラリー
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平和顕彰碑
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馬魂碑(左)、力士・小松山之碑(右)
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篠路獅子舞 2015年
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中沼神社
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福移神社
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十軒神明宮
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茨戸神社
脚注
参考文献
外部リンク
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