第9期女流王将戦

第9期 女流王将戦
開催期間	1986年5月12日 - 1987年4月1日
前女流王将	林葉直子(5期目)
第9期女流王将	林葉直子(6期目)
△ 昇級 △
次期A	福崎睦美/高群佐知子
▼ 降級 ▼
次期B	山田久美/長沢千和子
女流王将戦 < 第8期第10期 >

第9期女流王将戦（だい9きじょりゅうおうしょうせん）は、1986年度（1986年5月12日 - 1987年4月1日）の女流王将戦である。女流王将戦三番勝負は、林葉直子女流王将と挑戦者の関根紀代子女流三段によって行われた[1]。結果は、林葉直子女流王将が2連勝でタイトルを防衛した[1][2]。林葉は6期連続6期目の女流王将獲得となった。

女流王将戦三番勝負

対局者	第1局	第2局
	1987年 3月11日	1987年 4月1日
林葉直子 女流王将	○	○	女流王将防衛
関根紀代子 女流三段	●	●

挑戦者決定リーグ

A級

順位	女流棋士	勝	負	備考	1回戦	2回戦	3回戦	4回戦	5回戦	6回戦	7回戦
1	中井広恵 女流名人	4	2		○山田	－－－	○蛸島	○関根	○長沢	●谷川	●清水
2	蛸島彰子 女流四段	2	4		○清水	●山田	●中井	－－－	●関根	●長沢	○谷川
3	山田久美 女流初段	2	4	降級	●中井	○蛸島	●関根	●長沢	○谷川	●清水	－－－
4	関根紀代子 女流三段	5	1	挑戦	○谷川	○清水	○山田	●中井	○蛸島	－－－	○長沢
5	谷川治恵 女流二段	3	3		●関根	○長沢	－－－	○清水	●山田	○中井	●蛸島
6	清水市代 女流初段	3	3		●蛸島	●関根	○長沢	●谷川	－－－	○山田	○中井
7	長沢千和子 女流二段	2	4	降級	－－－	●谷川	●清水	○山田	●中井	○蛸島	●関根

B級

順位	女流棋士	勝	負	備考	1回戦	2回戦	3回戦	4回戦	5回戦	6回戦	7回戦	8回戦	9回戦
1	山下カズ子 女流四段	6	3		●高群	○福崎	○神田	○宇治	●村山	○藤森	●斎田	○多田	○森安
2	福崎睦美 女流初段	7	2	昇級	○藤森	●山下	○斎田	○神田	○多田	○宇治	○森安	○村山	●高群
3	藤森奈津子 女流初段	5	4		●福崎	○斎田	○多田	○森安	●高群	●山下	●神田	○宇治	○村山
4	宇治正子 女流1級	1	8		●多田	●森安	●高群	●山下	●神田	●福崎	○村山	●藤森	●斎田
5	森安多恵子 女流二段	4	5		○神田	○宇治	○村山	●藤森	○斎田	●多田	●福崎	●高群	●山下
6	村山幸子 女流初段	2	7		●斎田	○多田	●森安	●高群	○山下	●神田	●宇治	●福崎	●藤森
7	多田佳子 女流二段	2	7		○宇治	●村山	●藤森	●斎田	●福崎	○森安	●高群	●山下	●神田
8	神田真由美 女流1級	5	4		●森安	○高群	●山下	●福崎	○宇治	○村山	○藤森	●斎田	○多田
9	高群佐知子 女流3級	7	2	昇級	○山下	●神田	○宇治	○村山	○藤森	●斎田	○多田	○森安	○福崎
9	斎田晴子 女流3級	6	3		○村山	●藤森	●福崎	○多田	●森安	○高群	○山下	○神田	○宇治

脚注

1. ^ 日本将棋連盟女流棋士会 2003, pp. 144–145
2. “女流王将特設ページ”. 囲碁・将棋チャンネル. 2022年2月11日閲覧。

参考文献

• 日本将棋連盟女流棋士会『女流棋士の本』日本将棋連盟、2003年3月1日。ISBN 4-8197-0228-9。 

外部リンク

• 女流王将戦（囲碁・将棋チャンネル公式サイト）
• 女流王将戦（日本将棋連盟公式サイト）