第66回ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(だい66かいダヴィッド・ディ・ドナテッロしょう)の授賞式は、 2021年5月11日にローマで行われた。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止措置として映画館での上映ができず、ストリーミングサービスで配信された映画も授賞対象とできるよう規定の修正が行われた。
ノミネートは2021年3月26日に発表された。『私は隠れてしまいたかった』が最多15部門にノミネートされ、最多7部門で受賞する結果となった。
受賞とノミネート一覧
太字が受賞者。
- ピエトロ・カステッリット(『略奪者たち』[1])
- ジネヴラ・エルカン(『もしも叶うなら』[1])
- マウロ・マンチーニ(『憎むなかれ』[1])
- アリーチェ・フィリッピ(『Sul più bello』)
- ルカ・メディチ(『Tolo Tolo』)
- マルコ・ペッテネッロ、ジャンニ・ディ・グレゴリオ(『Lontano lontano』)
- サルヴァトーレ・メレウ(『Assandira』)
- ドメニコ・スタルノーネ、フランチェスコ・ピッコロ、ダニエーレ・ルケッティ(『靴ひものロンド』[3])
- ステファノ・モルディーニ、フランチェスカ・マルチャーノ、ルカ・インファシェッリ(『Lasciami andare』)
- プピ・アヴァティ、トンマーゾ・アヴァティ(『Lei mi parla ancora』)
プロデューサー賞
- マルタ・ドンゼッリ、グレゴリオ・パオネッサ(Vivo filmおよびRai Cinema)、ジョセフ・ルショップ、ヴァレリー・ブルノンヴィル(Tarantula Belgique)(『ミス・マルクス』)
- アゴスティーノ&ジュゼッペ・サッカ(Pepito ProduzioniおよびRai Cinema)、AMKA Films Productions、Vision Distribution、 QMI(『悪の寓話』)
- マッテオ・ロヴェーレ(『ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~』)
- ドメニコ・プロカッチ、ラウラ・パオルッチ(FandangoおよびRai Cinema)(『略奪者たち』)
- カルロ・デッリ・エスポスティ、ニコラ・セラ(Rai Cinema)(『私は隠れてしまいたかった』)
- ファブリツィオ・ベンティヴォリオ(『ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~』)
- ガブリエル・モンテージ(『悪の寓話』)
- リーノ・ムゼッラ(『悪の寓話』)
- ジュゼッペ・チェデルナ(『Hammamet』)
- シルヴィオ・オルランド(『靴ひものロンド』)
- マッテオ・コッコ(『私は隠れてしまいたかった』)
- パオロ・カルネラ(『悪の寓話』)
- ルアン・アメリオ・ウイカイ(『Hammamet』)
- ゲラルド・ゴッシ(『Le sorelle Macaluso』)
- クリステル・フルニエ(『ミス・マルクス』)
- ミケーレ・ダッタナジオ(『我らの父よ』[1])
作曲賞
- Gatto Ciliegia contro il Grande Freddo、Downtown Boys(『ミス・マルクス』)
- ニコラ・ピオヴァーニ(『Hammamet』)
- ニッコロ・コンテッサ(『略奪者たち』)
- ミケーレ・ブラガ(『ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~』)
- ピヴィオ&アルド・デ・スカルツィ(『憎むなかれ』)
- マルコ・ビスカリーニ、ダニエーレ・フルラーティ(『私は隠れてしまいたかった』)
オリジナル歌曲賞
- Immigrato (作詞作曲:ルカ・メディチ、アントニオ・イアンマリーノ、歌:ケッコ・ザローネ) (『Tolo Tolo』)
- Io sì (Seen) (作曲:ダイアン・ウォーレン、作詞:ラウラ・パウジーニ、ニッコロ・アグリアルディ、歌:ラウラ・パウジーニ)(『これからの人生』)
- Gli anni più bellii(作詞作曲・歌:クラウディオ・バリオーニ)(『離ればなれになっても』)
- Miles Away(作曲:ピヴィオ&アルド・デ・スカルツィ、作詞:ジネヴラ・ネルヴィ、歌:ジネヴラ・ネルヴィ)(『憎むなかれ』)
- Invisible (作詞作曲:マルコ・ビスカリーニ、歌:La Tarma)(『私は隠れてしまいたかった』)
美術賞
- パオラ・ザマーニ、ルドヴィーカ・フェラーリオ、アレッサンドラ・ムーラ(『私は隠れてしまいたかった』)
- パオロ・ボンフィーニ、パオラ・ペラロ、エミータ・フリガート、エリカ・アベルサ(『悪の寓話』)
- ジャンカルロ・バジーリ、アンドレア・カストリーナ(『Hammamet』)
- トニーノ・ゼーラ、マリア・グラツィア・シリパ(『ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~』)
- アレッサンドロ・ヴァンヌッチ、イゴール・ガブリエル、フィオレッラ・チコリーニ(『ミス・マルクス』)
衣装デザイン賞
- マッシモ・カンティーニ・パッリーニ(『ミス・マルクス』)
- マウリツィオ・ミッレノッテ(『Hammamet』)
- ニコレッタ・タランタ(『ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~』)
- ヴァネッサ・サンニーノ(『Le sorelle Macaluso』)
- ウルスラ・パツァーク(『私は隠れてしまいたかった』)
メイクアップ賞
- ルイジ・チミネッリ、アンドレア・レアンザ、フェデリカ・カステッリ(『Hammamet』)
- ルイジ・ロケッティ(『ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~』)
- ヴァレンティナ・イアンヌッチッリ(『Le sorelle Macaluso』)
- ディエゴ・プレストピーノ(『ミス・マルクス』)
- ジュゼッペ・デジアート、ロレンツォ・タンブリーニ(『私は隠れてしまいたかった』)
ヘアスタイリスト賞
- アルド・シニョレッティ(『私は隠れてしまいたかった』)
- ダニエーレ・フィオーリ(『悪の寓話』)
- マッシミリアーノ・ドゥランティ(『Hammamet』)
- アルディナ・ゴヴェルナトーリ(『Le sorelle Macaluso』)
- ドミンゴ・サントーロ(『ミス・マルクス』)
編集賞
- エスメラルダ・カラブリア(『悪の寓話』)
- ジョジョ・フランキーニ(『こどもたち』)
- シモーナ・パッジ(『Hammamet』)
- ジャンニ・ヴェッツォージ(『ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~』)
- パオロ・コッティニョーラ、ジョルジョ・ディリッティ(『私は隠れてしまいたかった』)
音響賞
- 私は隠れてしまいたかった Volevo nascondermi
- 悪の寓話 Favolacce
- Hammamet
- ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~ L'incredibile storia dell'isola delle rose
- ミス・マルクス Miss Marx
特殊視覚効果賞
- ステファノ・レオーニ、エリザベッタ・ロッカ(『ローズ島共和国 ~小さな島の大波乱~』)
- ルカ・サヴィオッティ(『Hammamet』)
- マッシミリアーノ・バッティスタ(『ミス・マルクス』)
- ルノー・クイリキーニ、ロレンツォ・チェコッティ(『The Book of Vision』)
- ロドルフォ・ミリアーリ(『私は隠れてしまいたかった』)
ドキュメンタリー賞(チェチリア・マンジーニ賞)
- Mi chiamo Francesco Tottii(監督:アレックス・インファシェッリ)
- Faith(監督:ヴァレンティナ・ペディチーニ)
- 国境の夜想曲 Notturno[4](監督:ジャンフランコ・ロージ)
- Punta Sacra(監督:フランチェスカ・マッツォレーニ)
- The Rossellinis(監督:アレッサンドロ・ロッセリーニ)
短編映画賞
- Anne(監督:ドメニコ・クローチェ、ステファノ・マルキオーディ)
- Gas Station(監督:オルガ・トッリコ)
- Il gioco(監督:アレッサンドロ・アベル)
- L'oro di famiglia(監督:エマヌエーレ・ピサーノ)
- Shero(監督:クラウディオ・カザーレ)
外国映画賞
ヤング・ダヴィッド賞
ダヴィッド特別賞
観客賞
ダヴィッド・プレート2021(表彰)
- シルヴィア・アンジェレッティ、イヴァンナ・レカル、ステファノ・マロンジュの3名の医療関係者が、新型コロナウイルス感染症の拡大後、イタリア映画産業の安全な再開に貢献したとして表彰された[5]。
脚注
外部リンク
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現在の賞 | |
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廃止された賞 |
- EU映画賞
- 録音賞
- 脚本賞
- 撮影監督賞
- 外国人監督賞
- 外国人プロデューサー賞
- 外国人男優賞
- 外国人女優賞
- 外国脚本賞
- 外国サウンドトラック賞
- 新人男優賞
- 新人女優賞
- ゴールデン・プレート
- ヨーロッパ賞
- フランコ・クリスタルディ賞
- ルキノ・ヴィスコンティ賞
- ルネ・クレール賞
- 学生賞
- アリタリア航空賞
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授賞式 | |
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関連項目 | |
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