第6施設大隊

第6施設大隊
創設 1954年(昭和29年)9月25日
所属政体 日本の旗 日本
所属組織 陸上自衛隊
部隊編制単位 大隊
兵科 施設科
所在地 山形県 東根市
編成地 南古河
上級単位 第6師団
担当地域 南東北
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第6施設大隊(だいろくしせつだいたい、JGSDF 6th Engineer Battalion(Combat)))は、山形県東根市神町駐屯地に駐屯する、第6師団隷下の施設科部隊である。

概要

第6師団隷下部隊に対する施設作業を担任する。大隊本部、本部管理中隊、3個施設中隊で編成され、第6施設大隊長は第6師団司令部の施設課長を兼任する。

沿革

第520施設大隊

  • 1951年(昭和26年)4月:京都府宇治市に第520施設大隊として発足。
  • 1952年(昭和27年)
    • 1月:京都府舞鶴駐屯地に移駐。
    • 10月:警察予備隊から保安隊となる。

第531施設大隊

  • 1952年(昭和27年)11月22日:第520施設大隊を改称して独立第531施設大隊が舞鶴駐屯地で編成完結。
  • 1953年(昭和28年)2月25日:独立第531施設大隊が舞鶴駐屯地から久居駐屯地へ移駐。

第105施設大隊

  • 1954年(昭和29年)7月1日:陸上自衛隊へ移管[1]。第531施設大隊が第105施設大隊に改称。

第6管区隊第6施設大隊

  • 1954年(昭和29年)
    • 9月25日:第6管区隊編成により、第6施設大隊が南古河駐屯地において編成完結。第6管区隊の隷下となる。
    • 12月22日:第6施設大隊が南古河駐屯地から福島駐屯地に移駐。
  • 1956年(昭和31年)8月7日:第6管区隊の妙高山系における陸上自衛隊初の山地研究演習に参加(~8月9日まで)。

第6管区隊第6施設大隊・第105施設大隊

  • 1957年(昭和32年)12月7日:第105施設大隊が久居駐屯地から神町駐屯地へ移駐。第6管区隊の隷下となる。
  • 1960年(昭和35年)
    • 7月:第105施設大隊が第6管区隊隷下を離れ、東北方面隊隷下となる。
    • 8月12日:
    1. 第6施設大隊(福島駐屯地)が第105施設大隊へ改称。
    2. 第105施設大隊(神町駐屯地)が第6施設大隊に改称され再び第6管区隊の隷下となる。第4施設中隊を新編。

第6師団第6施設大隊

  • 1962年(昭和37年)8月15日:第6管区隊の第6師団への改編。
  1. 第6師団第6施設大隊編成完結。第6師団の隷下となる。
  2. 第4施設中隊を廃止。
  • 1966年(昭和41年)10月:第6施設大隊歌が完成。
  • 1970年(昭和45年)3月10日:第6師団の甲師団化に伴い、第4施設中隊を再編。
  • 1991年(平成 3年)8月:特定部隊編成完結(第4施設中隊を教育中隊に指定)。
  • 1999年(平成11年)3月:第6師団改編。第6施設大隊編成完結(第4施設中隊を即応予備自衛官担当中隊に指定)。           
  • 2001年(平成13年)11月:第6施設大隊創隊50周年。
  • 2006年(平成18年)3月27日:第6師団改編。
  1. 第4施設中隊を廃止。
  2. 後方支援体制変換に伴い、整備部門(本部管理中隊整備小隊等)を第6後方支援連隊第1整備大隊施設整備隊へ移管。

部隊編成

  • 第6施設大隊本部
  • 本部管理中隊「6施-本」
    • 中隊本部
    • 大隊本部班
    • 偵察班
    • 通信小隊
    • 補給小隊
    • 交通小隊
    • 渡河器材小隊:07式機動支援橋
    • 衛生小隊
  • 第1施設中隊「6施-1」
  • 第2施設中隊「6施-2」
  • 第3施設中隊「6施-3」

廃止部隊

  • 第4施設中隊「6施-4」:1962年(昭和37年)8月15日廃止。1970年(昭和45年)3月10日再編。2006年(平成18年)3月27日再び廃止。

整備支援部隊

  • 第6施設大隊本部管理中隊整備小隊「6施-本」:2006年(平成18年)3月26日まで。
  • 第6後方支援連隊第1整備大隊施設整備隊「6後支-1整-施」:2006年(平成18年)3月27日から

主要装備

脚注

  1. ^ 自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ (1954年6月30日). 2016年5月15日閲覧。

出典

  • 出羽の魁 : 大隊史(陸上自衛隊神町駐とん地第6施設大隊/編:1978年)

関連項目

外部リンク