第4降下猟兵師団
第4降下猟兵師団(だいよんこうかりょうへいしだん、ドイツ語:4. Fallschirmjägerdivision)は、第二次世界大戦期のドイツ空軍のエリート降下猟兵部隊である。 概要第4降下猟兵師団は1943年11月にイタリアのヴェネツィアで第2降下猟兵師団の基幹にイタリア軍落下傘部隊の第184落下傘師団「ネンボ」と第185落下傘師団「フォルゴーレ」からの志願兵を加えて編成された[1]。 第4降下猟兵師団の最初の戦闘は1944年1月の連合国軍のアンツィオへの上陸において第1降下猟兵軍団(I. Fallschirm Corps)の一翼としてのものであった[1]。 アンツィオの戦い後、師団はローマ前面で後衛部隊として戦い6月4日にローマを引き払った最後のドイツ軍部隊となり、ヴィテルボ、シエーナ、フィレンツェへと後退しつつその後フタ峠で連合国軍の進撃を止める手はずを整えた[2]。 1944年末から1945年の冬に第4降下猟兵師団はゴシック・ラインで配置についた。1945年3月に師団は第12降下猟兵連隊第2大隊と工兵大隊から第2中隊をオーストリアで編成される新しい第10降下猟兵師団のために供出した[2]。 その後、第4降下猟兵師団はネットゥーノ、フィレンツェ、リミニ、ボローニャで戦い、1945年4月に連合国軍に降伏した[3]。 師団長
戦闘序列
脚注出典
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