第30軍(だいさんじゅうぐん)は、大日本帝国陸軍の軍の一つ。
沿革
1945年7月30日に編制され、第3方面軍の戦闘序列に編入、南満州に配備された。ソ連軍と交戦を行い、新京で終戦を迎えた。
軍概要
- 通称号:敏
- 編成時期:1945年7月30日
- 最終位置:新京
- 上級部隊:第3方面軍
歴代司令官
歴代参謀長
最終司令部構成
- 司令官:飯田祥二郎中将
- 参謀長:加藤道雄少将
- 高級参謀:吉川猛大佐
- 作戦参謀:桑正彦中佐
- 後方参謀:広瀬雋佶少佐
- 情報参謀:山口満雄少佐
最終所属部隊
直轄部隊
- 第2工兵隊司令部:平野省三少将
- 重砲兵第1連隊:白木良三大佐
- 重砲兵第19連隊:神田達志少佐
- 独立重砲兵第7大隊:吉本正英少佐
- 独立野戦重砲兵第21大隊:滝井暎少佐
- 独立臼砲第27大隊:石塚雄二少佐
- 独立自動車第116大隊:奥山常盤大尉
- 独立輜重兵第53大隊:竹中蘭平少佐
- 第42野戦道路隊:大西馨大尉
- 陸上勤務第88中隊:山本一雄大尉
- 水上勤務第41中隊:伊藤一中尉
- 建築勤務第82中隊:石黒緑中尉
- 特設警備第601大隊(乙編制、新京):箭内二師雄少尉(代理)
- 特設警備第604大隊(乙編制、通化・臨江):樋口秀則中佐
- 特設警備第609大隊(乙編制、新京)
- 特設警備第614中隊
- 特設警備第638中隊
- 特設警備第639中隊
- 特設警備第640中隊
- 特設警備第642中隊
- 第601特設警備工兵隊(新京):山内高一少尉(代理)
関連項目
参考文献
- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。