竹本和彦

竹本 和彦(たけもと かずひこ、1951年 - )は、日本環境官僚地球環境審議官環境省参与国連大学サステイナビリティ高等研究所長、東京大学未来ビジョン研究センター特任教授等を歴任した。

人物・経歴

兵庫県加西市出身。兵庫県立北条高等学校を経て、1974年東京大学工学部都市工学科卒業、環境庁入庁[1]。1989年世界銀行アジア技術局環境スペシャリスト。1992年ジョンズ・ホプキンズ大学ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院卒業、国際公共政策修士(専門職)。1993年環境庁研究調査室長。1995年International Institute for Applied StudiesAnalysis (IIASA)研究員。1996年環境庁地球環境局審議官。1998年環境庁長官官房国際課長。1999年環境庁地球温暖化対策課長。2001年環境省大臣官房審議官。2002年環境省廃棄物リサイクル対策部長。2003年環境省地球環境局次長。2005年環境省環境管理局長。2008年地球環境審議官。2010年環境省参与国連大学高等研究所シニアフェロー[2]。2013年東京大学博士(工学)[3]。2014年国連大学サステイナビリティ高等研究所所長。2020年加西市特別顧問。東京大学未来ビジョン研究センター特任教授、一般社団法人海外環境協力センター理事長[1]岡山大学外部評価委員等も歴任した[4]。2022年、瑞宝重光章受章[5]

編書

脚注

  1. ^ a b 「竹本和彦氏が加西市特別顧問に就任」 広報かさい 2020
  2. ^ 「シンポジウム「アジア低炭素社会に向けて」 2011年2月 22日 開会挨拶「なぜアジア低炭素社会が必要なのか」」 National Institute for Environmental Studies.
  3. ^ 東京大学 , 博士(工学) , 乙第17895号 , 2013-12-20
  4. ^ 令和4年度岡山大学スーパーグローバル大学創成支援事業外部評価委員会を開催岡山大学2022年09月12日
  5. ^ 『官報』号外第97号、令和4年5月2日
先代
小島敏郎
地球環境審議官
2008年 - 2010年
次代
南川秀樹
先代
新設
国連大学サステイナビリティ高等研究所所長
2014年 - 2019年
次代
山口しのぶ