竹岡 正夫(たけおか まさお、1919年9月20日[1] - 1985年12月10日)は、日本の国文学者・国語学者。香川大学名誉教授。
経歴
京都府亀岡市出身。京都府師範学校、東京高等師範学校卒、1945年9月東京文理科大学国文科卒。1967年「富士谷成章の学説についての研究」で東京教育大学文学博士。京都府第三中学校教諭、京都府立亀岡高等学校教諭、香川大学学芸学部助教授、1969年教育学部教授、1982年定年退官、名誉教授、大谷女子大学教授[2]。子に竹岡俊樹。
著書
- 『富士谷成章の学説についての研究』風間書房 1971
- 『かざし抄新注』風間書房 1973
- 『古今和歌集全評釈 古注七種集成』右文書院 1976
- 『国語科・中心領域と教材解釈法』明治図書出版 国語科教育全書 1977
- 『古典おもしろ読本』あすなろ社 1984
- 『伊勢物語全評釈 古注釈十一種集成』右文書院 1987
- 編著
校注など
- 富士谷成章『あゆひ抄新注』中田祝夫共注 風間書房 1960
- 『富士谷成章全集』全2巻 論注 風間書房 1961-62
- 富士谷成元『俳諧天爾波抄』編 勉誠社文庫 1982
- 富士谷成章『白菊奇談・非なるべし』編 勉誠社文庫 1983
- 香川景樹講義 中川自休,熊谷直好聞書『古今和歌集正義講稿 賀・離別・物名・恋第一』編 勉誠社 1984
論文
脚注
- ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 2 (学術・文芸・芸術篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、650頁。
- ^ 竹岡正夫略歴・研究業績 (竹岡正夫氏追悼) 『表現研究』1986-03