竹下哲史
竹下 哲史(たけした あきふみ、1983年5月26日 - )は、三重県鈴鹿市出身の元プロ野球選手(内野手)。2006年から2007年まで育成選手として中日ドラゴンズに所属していた。2008年からは、社会人野球のエイデン愛工大OB BLITZ(現:BASEBALL ONE BLITZ)でプレー。2015年に選手兼任でコーチを務めた後に、2016年1月22日から監督を兼任し[1]、2019年からは監督を専任していた。 経歴豊田大谷高等学校から名古屋商科大学に入学。大学4年の秋に、愛知大学野球連盟2部リーグで優勝するとともに、同リーグの最優秀選手に選ばれた。 大学時代に中村順司監督の下で磨かれた堅実な守備が評価された[2]ことから、2005年のプロ野球育成ドラフト会議では、中日ドラゴンズから1巡目で指名。NPBでこの年から育成選手制度を導入したことを背景に、球団史上初めて、育成選手として入団した。ちなみに、背番号は202で、当時のNPB史上最も大きな数字を使用した[3][2]。 2006年には、2月26日のオープン戦に途中から出場すると、プロ初安打を放った。シーズン中は、ウエスタン・リーグ公式戦22試合に出場したが、通算21打席で19打数2安打(打率.105)という成績にとどまった。 2007年には、ウエスタン・リーグ公式戦10試合に出場。通算9打席で7打数2安打(打率.286)、1得点という成績を残した。しかし、支配下選手登録や一軍昇格に至らないまま、10月30日に球団から戦力外通告を受けた。 2007年11月の12球団合同トライアウトに参加したが、プロ野球他球団への移籍には至らず、地元の家電量販店・エイデンの関連会社へ入社。2008年からは、社業に就くかたわら、同社がスポンサーを務める社会人野球のクラブチームのエイデン愛工大OB BLITZ(現:BASEBALL ONE BLITZ)でプレーを続けた。 エイデンが社名をエディオンEASTへ変更した2012年からは、エディオンコミュニケーションズの本社商品部に勤務。その一方で、チームでは主力選手として活躍を続けている。 2015年からはコーチを兼任し[4]、2016年からは阪神タイガースの投手だった梶原和隆の後任として監督を兼務する[1]。 2019年からは監督専任となり、同チームのメインスポンサーがBASEBALL ONEになってからは、同社のベースボールアナライザーも務めている[5]。現在は監督からは退任している。 詳細情報年度別打撃成績
背番号
脚注関連項目 |