稲垣中稲垣 中(いながき あたる、1966年 - )は、日本の医学者。青山学院大学教育人間科学部教授。専門は臨床精神医学、薬剤疫学、薬剤経済学[1]。博士(医学)(慶應義塾大学)。
略歴東京都練馬区出身[2]。1982年に慶應義塾普通部、1985年に慶應義塾高等学校、1992年に慶應義塾大学医学部を卒業[2]。2001年、「日内体重変動率に基づく入院精神分裂病患者の多飲症に関する研究」で慶應義塾大学より博士(医学)の学位を取得[3]。 1992年から1994年まで慶應義塾大学病院精神・神経科で研修医を務め、1993年から2002年まで山梨県立北病院精神科に勤務した[1]。2002年から慶應義塾大学医学部精神神経科学教室助手へ就任[1]。2006年から2007年まで慶應義塾大学病院精神・神経科診療科医長を務めた[1]。2007年から2012年までは同大学大学院健康マネジメント研究科日本製薬工業協会寄附講座医薬経済学教育研究プログラム特別研究准教授となり、同大学医学部精神神経科学教室准教授を兼担した[1]。この間、国立精神・神経センター精神保健研究所客員研究員でもあり、また2009年から2020年まで東邦大学薬学部客員教授にもなっていた[1]。2013年、青山学院大学国際政治経済学部国際政治学科教授に就任し、2018年から同大学教育人間科学部教育学科へ転任[1]。2019年からは慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科特任教授を兼ねる[4]。 著書
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